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2018年2月23日金曜日

オーストラリアに転勤する・渡航前手続き編4

いろいろあってオーストラリア・シドニーに転勤することになりました。渡航手続きの続きです。

その他の手続きの話

外国で居住者となる場合は、日本では海外転出届を提出して非居住者と扱われるようにしていきます。非居住者になると住民税と国民年金、国民健康保険が免除されるようになります。手続自体は簡単で、市役所や区役所に行って1枚書類を提出するだけなのですが、地域によっては担当者がその制度に慣れていないと少し手間取るかもしれません。
なお、税金についても税務署に海外転出の届け出を行うと、前回の記事で書いたように非居住者として所得税(国税のみ)が20.42% かかるようになります。海外転出に際して、その非居住者の国内で税金関係のやり取りに関して担当する納税管理人を選任する必要が出てきます。税理士を指名してもいいですし、適当な国内の家族などを指定してもいいです。このあたりは全て PwC がやってくれました。

Tips

必ずしなければならない手続きはこれくらいで、意外とあっさりしています。ここから先は Tips として…
国際免許証があると海外でも日本の免許で車が運転できるようになります。申請する際に気をつけておかなければいけないのは、住所などの記載事項に変更があると、前の記載事項で作った国際免許証が無効になるという点です。海外転出の前に一旦実家に住民票を移そうとしている場合は、国際免許証は住所を変えた後に取りましょう。
次に、そのうちちゃんと比較したいと思っていますが、海外送金についてです。普段の出張程度であればキャッシングが一番得で利便性も高いのですが、限度額や ATM の問題で大量の両替をするのには向いていません。特に現地で家を借りる場合にキャッシュで敷金や家賃がすぐ必要になるのですが、50万円くらいをキャッシングで下ろすのはなかなか難しそうです。私は今回日豪プレスの掲示板で、ワーホリから帰ってくる人から直接取引で 3,000AUD 両替し、4,000AUD を「外貨両替マネーバンク 」を使って両替しました。マネーバンクの方は国内の宅配両替サービスなのですが、銀行などのものと違って豪ドルでも手数料が片道 1.5% と程度と、クレジットカード決済よりもいいくらいです。在庫が不安定なので常に両替できるとは限りませんが、今回は1日待ったら両替できるようになっていました。なお、帰国時に外貨から日本円に両替する場合は新生銀行の外貨預金口座を使うのが手数料の点から都合が良さそうです。
銀行口座はオーストラリアに行く場合は事前に日本からオンラインで開設できます。登録時に指定する現地の支店で、身分証の提示と引き換えにキャッシュカードを手に入れることができます。私は ATM の数でおすすめされた CommBankで口座を開設しました。金利が 2% 前後つくのがいいですね。
今日シドニーに到着しました。現地での手続きなどについて、また少しずつ記事にできていければと思います。

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