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2016年10月10日月曜日

外資系の出張

よく外資系だから出張多いんでしょ?ビジネスクラスなの?とかいろいろ聞かれるので今回は外資系の出張について記事にしてみようと思います。とはいえ、外資系と言っても会社によって違うと思うので、そのあたりも考慮しながら読んで下さい。
現在新卒入社から1年と半年が経ちましたが、海外出張には5回行っています。シンガポール×3、シリコンバレー(カリフォルニア)、ダブリン(アイルランド)です。シンガポールにはAPAC(アジア太平洋地域)のヘッドクォーターが、シリコンバレーには本社が、ダブリンにはEMEA(ヨーロッパ・中東・アフリカ)のヘッドクォーターがあります。節税の観点から、これらの地域に拠点がある場合はグローバル企業であれば多いと思います。ちなみに国内出張はしたことがありません。外資系で国内支社がたくさんある場合はあまりないのではないかと思います。

出張の目的は様々です。一番初めのシンガポール出張は、入社5日目で、新入社員研修のためでした。2回目のシンガポールは、APACのビジネス系の社員を全て集めて行うカンファレンスでした。3回目のシンガポールは顧客対応についてのトレーニングのためです。自分が所属している最小単位のチームからAPACチームなので、トレーニングなど基本的に海外になります。本社出張はチームオフサイトのためでした。私の会社では課くらいのレベル(50人程度)でよくオフサイトと呼ばれるミーティングを行います。大きな目的としてチームビルディングがあるので、雑な言い方をすれば社員旅行ですが、一応OKRを決定したりするという目的もあります。ダブリンは開発関係のミーティングをするために行きました。シンガポールにいる同僚は、アジアの他の国に顧客対応(プリセールスや導入支援など)のために出張することもあるようです。

ビジネスクラスなの?とよく聞かれますが基本的にエコノミーです。正確には予約クラスに関する制限はなく、飛行区間ごとに予算だけが決まっています。一般的な日系の会社だと派遣社員や一般職の方がチームメンバーの航空券など手配してくれるようですが、外資系の場合は全て自分でやります。予算内で航空券を予約することになるのですが、予算より安く手配できるとその差額の半分が次回の予算として使えるようになります。ただ、これらの予算は会社のポリシーで、実際にはチームのバジェットから支出されるため、できるだけ安く手配することが奨励されます。ホテルも同様でバジェット制です。

予約方法は自由です。エコノミーであれば予算には余裕があるので、日系の航空会社でも大丈夫です。だいたいそれぞれ利用している航空会社は決めているので、航空会社のサイトから予約する場合が多いようです。私の場合はJALカード のClub EST AMEXプラチナというカードを持っていて直接予約でマイルが貯まりまくるので直接予約しています。ホテルもポイントプログラムを利用しているホテルがあればそこから直接予約している人も多いと思いますが、個人的にはHotels.com とかでポイントを貯めたほうが得だと思ってるのでそちらを利用しています。

JALカード のClub EST AMEXプラチナは、20代の人しか入れないのですが非常におすすめです。まず航空券を購入すると100円で4マイルたまるので、航空券のマイルと合わせて1回の旅行で10000マイルとか貯まってしまいます。また、プライオリティパスが使えるので、海外の空港のビジネスクラスラウンジやファーストクラスラウンジをエコノミーの航空券でも無料で使うことができます。年会費で30000円ちょっと払うことになりますが、出張が多い人であれば十分に価値があると思います。

日系の某商社などと違って出張の日程には比較的余裕があります。増えた泊数分のホテルを自分で払えば、帰りの日程を変更することも自由です。海外オフィスでそのまま数日仕事しつつ観光して帰ってくるという人も多いですね。スケジュールが自由なので、あまりわざわざ深夜便を利用したりすることはないのですが、ホテルを追加予約せずに観光時間を長くしたい場合などは深夜便にすることもあります。前回シンガポールに行った際は、帰りの便を試しにプレミアムエコノミーに変更してみました。JALの場合空席がある場合シンガポールは+10,000円程度でプレミアムエコノミーにアップグレードできるためおすすめです(プレミアムエコノミークラス空港当日アップグレードのご案内)。

というわけで、未だにビジネスクラスに乗ったことがないのですが、出張が多いので確実にマイルが貯まっていきます。そろそろアメリカにビジネスクラスで往復できるくらいにマイルが貯まってきたのでどこか旅行にでも行こうかなと思っています。

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