まず免責事項として、この記事は税理士でもない人がネットの情報などをもとに書いているものなので、もしこの記事を参考に確定申告をして脱税などになったとしても、一切責任は取りません。あまり細かいことは気にせず、とりあえず最低限、「確定申告はしましたよ、間違ってたら税務署が指摘してくれれば訂正します」くらいのテンションで書いているので、そのつもりだと思ってください。特に税務署に確認は取ってないので、もしこの記事をもとに確定申告して何か指摘を受けた場合は報告をいただければ反映します。
今回は、私が申告する必要のある、以下の項目について申請の方法を書いていきます。
- 給与所得(現金)
- RSU(譲渡制限株式)のVestによる給与所得
- RSUの売却による譲渡所得
- 特定口座による株式・投資信託の譲渡所得・配当所得
- 個人型確定拠出年金
- AdSense等の副収入による雑所得
- 医療費控除
- 生命保険料控除
- ふるさと納税
では、実際に国税庁のウェブサイト「確定申告書等作成コーナー」を利用して、印刷可能な確定申告書を作成する手順について説明していきます。
1. 基本情報の入力
確定申告書等作成コーナーにアクセスします。初めての場合は「申告書・決算書 収支内訳書等 作成開始」ボタンをクリックします。申告書の作成中はいつでも画面の一番下の「入力データの一時保存」というボタンから、データファイルをダウンロードできますので、作成を再開する場合は「作成再開」ボタンからデータを読み込みます。
提出方法として e-Tax と 書面提出が選べます。 e-Tax だと全部ネット上で申請が完了し、還付申告の場合還付までの日数が短いというメリットがありますが、IC カードリーダが必要など、手続きが結構めんどくさいので、書面提出を選びます。
次ページでは IE や Safari などしかサポートしていないよ、と言われますが、Chrome 等でも問題なく動くので、適当にチェックを付けて次へ進みます。
次ページでは作成する申告書の種類を選択しますが、今回は個人の所得税の申告なので「所得税コーナーへ」をクリックします。
入力方式として、あまり使わないものを省略して使いやすく表示するか、みたいなことを聞かれますが、今回は雑所得等対応していないものがあるので、全ての所得に対応した画面を利用します。
生年月日等を入力します。また、今回は説明がしやすいため「申告書の様式をイメージした入力画面で申告書を作成する」をチェックしてください。
2. 各種金額の入力
以下のものから、自分が当てはまるもののリンク先をチェックし、金額等を入力してください。
すべて入力が終わったら、次へをクリックします。
計算された納税額・還付額が表示されます。
3. 申告・納税に必要な情報の入力
次の画面では「住民税・事業税に関する事項」に関する情報を入力するか聞かれます。
内容が細かいので割愛しますが、特に何も入力する必要が無い場合が多いのではないでしょうか。自己責任で読んで進めてください。
次のページ・次の次のページでは住所氏名等を入力します。ここで入力した住所をもとに管轄の税務署が検索されます。
最後に改めて納税額が表示されます。
印刷した申告書の中には、「添付書類台紙」が含まれます。ここに源泉徴収票など、提出が義務付けられている書類を貼付して提出します。医療費控除の領収書はここに貼らずに、封筒などに入れて提出しましょう。「提出書類等のチェックシート」にどのような書類を添付する必要が書いてあるので確認しましょう。
今年から、マイナンバーカード関係の書類を添付する必要があります。マイナンバーカードを申請して発行した人は、そのカードの両面のコピーを、持っていない人は通知カードと運転免許証などの身分証明書のコピーを貼ります。
内容が細かいので割愛しますが、特に何も入力する必要が無い場合が多いのではないでしょうか。自己責任で読んで進めてください。
次のページ・次の次のページでは住所氏名等を入力します。ここで入力した住所をもとに管轄の税務署が検索されます。
その後、最後にマイナンバーの入力が今年から必要になりました。
4. 申告書の印刷
申告書類の一覧の画面が表示されますので、全てにチェックを付けた状態で、「帳票表示・印刷」ボタンをクリックします。すると、PDFで申告書がダウンロードできるので、すべて印刷します。印刷した申告書の中には、「添付書類台紙」が含まれます。ここに源泉徴収票など、提出が義務付けられている書類を貼付して提出します。医療費控除の領収書はここに貼らずに、封筒などに入れて提出しましょう。「提出書類等のチェックシート」にどのような書類を添付する必要が書いてあるので確認しましょう。
今年から、マイナンバーカード関係の書類を添付する必要があります。マイナンバーカードを申請して発行した人は、そのカードの両面のコピーを、持っていない人は通知カードと運転免許証などの身分証明書のコピーを貼ります。
5. 申告書の提出
提出方法は、管轄の税務署に持参する方法と郵送する方法があります。郵送する場合は印刷した申告書の最後のページについている宛先の部分を切り抜いて封筒に貼ると便利です。
返信用の封筒などを同封すると、郵送でも控えに印を押して送り返してくれるようですが、確実に受け取りを確認してもらいたい場合は税務署に持参するといいと思います。ちなみに控えは別に貰わなくても申告する上では困りません。紛失とかされたらトラブルになるかもしれませんが、なかなかそういうこともないと思います。税務署には専用のポストがあるので、休日などはそこに投函するだけでも大丈夫です(控えは出ません)。
6. 納税
申告が終わった後に、今年の場合は2017/3/15までに納税する必要があります。納税方法は税務署や金融機関に現金持参、今年からはクレジットカードでも支払いができます。詳しくはこちらをご確認ください。
申告が期限内に終わっていても納税が終わっていないと、延滞税等を払う必要が出てきますので注意しましょう。
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