買ったもののスペックです。基本的にオンラインなどのストアで選択できる198,800円のものそのままです。メモリやディスクの追加はしていません。
CPU
2.9GHzデュアルコアIntel Core i5(Turbo Boost使用時最大3.3GHz)、4MB共有L3キャッシュ
RAM
8GB 2,133MHz LPDDR3オンボードメモリ
SSD
512GB PCIeベースオンボードSSD
GPU
Intel Iris Graphics 550
OS
macOS Sierra
その他
Touch Bar, USB Type C x 4, USキーボード
開封の儀
クロネコで上海から送られてきました。第一印象は、「軽い」。
ダンボールより一回り小さい箱が入っていました。
中にピッタリと本体が。
付属品はちょっとした説明書と、USB Type-C充電アダプタ(61W)、USB Type-C <=> USB Type-Cケーブル。充電アダプタはiPadのものが一回り大きくなったような感じで、これまでのMacBookのアダプタのようにケーブルを巻き取れるようにはなっていません。
起動してセットアップ。
Touch Bar、今のところ音量調整以外では使ってないです。
今まで使っていたVAIO Proと並べて。VAIO Proはカーボン(プラスチック)筐体だったので、1.02kg、MacBook Proは1.37kgなので、たしかに重くはなっていますが、VAIO Proのようにしなるために持つ場所を気にしなくてはいけなくなったりはしないので、持ち運びはかえって楽です。
ハードについての所感
今回スペースグレイのものを買ったのですが、シルバーに比べて落ち着いていて高級感があります。仕事でMacBook Airを使っていますが、ディスプレイ周りの縁が少ない分Airに比べて幅も奥行きもです。Airに比べて厚みが均一化されているので、より凝縮された感じでコンパクトになっています。ただ、縁の方も同じ厚さのため、若干取っ掛かりがなくて持ち上げにくいです。
新しいMacBook Proの新機能であるTouch Barですが、今のところ特に便利だと感じたことはないです。ちょっとかっこいいだけです。ソフトが対応してくればいろいろ使い道があるんでしょうが、今のところ使ったのは音量調整と、iTunesの操作だけでしょうか。とりあえずVimmerなので、ESCキーが使いにくくて困ります。
いろいろ言われているキーボードですが、たしかにストロークは非常に浅いです。個人的にはHHKやRealforceのようなエンジニアが好むストロークの深いキーボードより、ノートPCのような浅いストロークのもののほうが好きなのですが、それでも浅く感じます。はじめの時間くらいは浅すぎて指が痛くなるんじゃないかと思いましたが、意外とすぐ慣れました。タイプ音についてはあまり静かで人に聞かれるようなところで利用することがないのでよくわかりません。確かにそれなりに音はなりますが、特に他のPCと変わらないと思います。
感圧トラックパッドは初めて使ったのですが、不思議な感覚です。実際にパッドが沈んでいるわけではないのに、押し込んだときのようなフィードバックがあります。電源が切れていると押し込めないので、そのときにやっと物理的には沈まないんだと気づきます。かなりでかいのでドラッグするのは楽です。
スピーカーは結構まともな音が出ます。少なくともVAIO Proと比べると音量を出しても割れにくいです。外付けディスプレイ内臓のスピーカーくらいの音質・音量だと思います。
インストールしたソフト
今までプライベートではWindowsだったため、定番で使っているソフトが有るわけではないですが、仕事のMacに入れているソフトを参考に一通りインストールしました。
Chrome
可能な限り環境をクラウド上に置くようにしているので、とりあえずブラウザさえ入ればある程度仕事はこなせるようになります。拡張機能も同期されるのがいいですね。
Dropbox
Windowsでも使っていて、200GBほどファイルが有ったのですが、LAN同期というローカルネットワーク間でファイルを同期する機能により20時間ほどですべてダウンロードが完了しました。
Backblaze
オンラインバックアップソフトです。Windowsでも使っていました。基本的にローカルのファイルはすべてDropboxに置いているのですが、二重のバックアップという意味で使っています。今まで他のオンラインバックアップソフトも使っていましたが、バックアップ速度や安定性の点でBackblazeが一番優れていると思います。
ScrollReverser
Macはスクロール機能の付いたマウスを接続した際の挙動が何故か上下逆なのでそれを治すソフトです。
BetterTouchTool
キーボードショートカットなどを設定するためのツールです。Command+↑で全画面、Command+←、→でそれぞれ画面半分に最大化するショートカットなどを設定しています。
MacPass
KeePassというパスワード管理ソフトをWindowsで使っていたので、それのMac版です。パスワードファイルはDropboxで同期しています。パスワードを使いまわすのは良くないですが、KeePassで一つだけマスターパスワードを覚えておき、実際のウェブサービスなどでは自動生成したランダムなものをKeePassに保存して利用しています。
Homebrew
Macのパッケージ管理ソフトです。何はともあれCUIで使う可能性があるなら入れておきましょう。
アクセサリについて
MacBook ProにはUSB Type-Cが4ポートだけ搭載され、これまでの標準的なUSBポートは搭載されていません。今後は直接各周辺機器がUSB Type-Cを搭載していく流れなのでしょうが、さしあたり現在一般的な機器を使う場合は変換アダプタが必要になります。
いろいろ調べたところ、HooTooの製品が良さそうなので購入しました。USB Type-Cのオスとメスが1つずつ、USB Type-Aが3ポート、HDMIがついています。USB Type-CのメスにMacBook Pro付属の電源アダプタを繋げば、PCなしでも各USB Type-Aポートに充電ができます。USB Type-CのオスをMacに繋げば一気に電源、HDMI、USB Type-A周辺機器につながるので、ドッキングステーションのような使い方が可能です。
これ以外にも純正のUSB-C Digital AVなどがいいですが、こちらの場合はUSB Type-Aが1つしかついていないので少し使い勝手が悪いです。現在割引されてるので、Apple純正が好きな人は買ってもいいと思います。
以上がMacBook Proが届いて3日目の所感です。基本的に新しいもの好きなので全体としては満足しています。またプログラミングなどのハードな使い方をしたらいろいろ思うところも出てくるかもしれませんが、普通な使い方をしている今のところは特に問題もなく使えています。今まで新しいMacBook ProとAirのどちらにしようか迷っていたような人には間違いなく買いだと思います。まだ注文してから届くまで時間がかかると思いますので、欲しい人はすぐに注文しましょう。
ヘッダー画像引用:http://www.apple.com/jp/macbook-pro/
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