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2016年2月7日日曜日

レーシックを受けてみた:決断まで

品川近視クリニックで昨日レーシックを受けてきました。今のところ非常に快適です。疲れない程度ならPCを使うのは問題ないとのことなので、忘れないうちに手術するまで、手術中のこと、その後のことを書いていこうと思います。


レーシックを受けようと思い立つまで

たしか小学校5年生位で初めてメガネを作って、中学くらいから日常的にメガネ生活、高校以降はコンタクトを使ってきました。普段は2weekのコンタクトで、旅行の時などだけ1dayのを使うという生活をずっと送ってきました。正直去年の夏までは特に不便だと思うこともありませんでした。乱視用を使っていたので結構お金はかかるけど、手入れもそれほど手間ではないし、わざわざリスクを冒すことはないかなと思っていました。
しかし去年の夏、突然結構ひどい結膜炎になり、1ヶ月ほどコンタクトが使えませんでした。どうやらそれまでずっと使っていたシリコンタイプの2weekのレンズに急にアレルギーの症状が出るようになったようです。その後はずっと1dayを使っていました。
また、去年から結構な回数の海外出張で深夜便に乗ることが増え、夜外すタイミングや次の日コンタクトを使うまでのスパンなど結構煩わしく思いました。
それで、出張が続いた秋ごろに今後コンタクトを続けることを考えなおしてみました。
  • やはり目にとってはコンタクトは異物なので、今後1dayでもアレルギー症状が出る可能性がある。
  • アレルギーを自覚しなくても時々目がかゆい時など、目に負担がかかっていそう。
  • 海外出張や旅行の時、連続装用時間を超えて目に負担がかかる。
  • メガネは視野と歪みの問題で無理。
  • 乱視用1dayは年間5万円くらいかかる。
コンタクト以外の選択肢となると、一般的にはレーシックです。角膜をレーザーで削る位の事しか知らなかったので、いろいろ調べて比較してみました。

レーシック以外の選択肢の比較

  • レーシック
    • 基本のやつ
    • 仕組み
      • 角膜をレーザー(もしくはマイクロケラトーム)で開いてフラップを作り、その中にレーザーを当てて必要な形状に角膜を削る(蒸発させる)
    • メリット
      • 実績が多い
      • 回復が早い
      • 安いものは安い
    • デメリット
      • フラップが衝撃に比較的弱いため、格闘技ができなくなる
      • ハロ・グレアがでる
      • ドライアイになるかも
      • 角膜の厚さによって再手術の回数に制限がある
  • ラゼック
    • 仕組み
      • よくわからないけど、フラップの作り方がレーシックと違う
    • メリット
      • 角膜が薄くてもできる
    • デメリット
      • 回復に時間が掛かる
  • レクスト
    • 主に品川近視クリニックでやっている方法
    • 仕組み
      • レーシックで近視矯正を行ったあとに、円錐角膜で使う技術を使って角膜を固くする
    • メリット
      • 角膜が薄い場合にレーシックより安全
      • 近視戻りが少ない
    • デメリット
      • 品川近視クリニックくらいでしかやっておらず、有効性が不明
      • 非常に高い
  • IOL・ICL
    • 仕組み
      • 角膜の後ろもしくは虹彩の後ろにレンズを埋め込む
    • メリット
      • 強度近視に対応
      • ハロ・グレアが出にくい
    • デメリット
      • レンズが特注なので時間がかかる
      • 非常に高い
結局診断を受けないとどれが向いているのかはわからないのですが、一応レーシックかレクストを受ける方向で考えました。理由は以下のとおり。
  • それほど強度近視ではない
    • コンタクトが右が-4.25、左が-4.00(乱視-0.75)
  • もともとドライアイじゃない
  • 回復に時間が掛かると困る
    • 手術前1~2週間は乱視用レンズはできないのでただでさえいろいろと仕事効率が下がっているのに、手術後1ヶ月近くかかるラゼックなどは無理
  • 値段はあまり気にしないけど、一般的に行われるもののほうが安心
    • 40万円くらいまでなら必要なら出せると思っていましたが、高くてもあまり一般にやってないものよりは、数こなしてるモノのほうが安全かなと思いました

どこで受けるか

最終的には品川近視クリニックにしました。理由は次の通り。
  • 症例数が多い(日本最大手)
    • ベルトコンベアとか揶揄されてますが、やり慣れてるほうが安心でしょう
  • 機材が最新
    • 通いやすさから近所のところも調べてみましたが、マイクロケラトームを使う古いタイプの機材しかありませんでした。個人的には手術の精度や経過はほぼすべて機械次第だと思っていたので、儲かっていて機材が最新の所が良いと思いました
  • そんなに高くない
    • スケールメリットでしょう
    • 昔からの奴は7万円くらいでできます。今はもっと安全なものがあるのであまりやる人はいないのかもしれませんが。
  • 知り合いがやっていた
    • これは結構大事です。割引制度があるので、結果的に5万円引き、紹介者も4万円もらえました。
実際はものすごい葛藤があってレーシックを受けようと思ったのですが、まあ自分は強度近視ではないので(いわゆるレーシック難民的なものを見るとほぼすべて-10.00近い強度近視の人です)、まあ後遺症は若干のハロ・グレアくらいかなと思い、目のことを考えて受けることにしました。視力も実質4年間くらいは安定していますし。

次は「レーシックを受けてみた:手術まで」を更新します。

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