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2017年3月18日土曜日

インビザラインをしてみる (きっかけ・発注)


裏側矯正で色々あって半年ですが、先週からインビザライン(マウスピース矯正)を再開しました。他にも色々あるなかインビザラインに決定した経緯、1週間経っての感想について書いていきます。

思い立つまで

思い立ったのは去年の12月くらいです。前の裏側矯正(ハーフリンガル)をやめたのが8月なので、4ヶ月くらいたった頃です。体の調子も良くなってきて、逆に矯正していないのが気になるようになってきたのと、基本的に完璧主義なので中途半端で終わらせたくなかったのがあります。
やることは決めたのですが、やはり体が心配なので前回と同じ方法はできません。色々考えて次の3つの方法を検討してみることにしました。
1. 表側矯正(全顎)
2. 部分矯正
3. マウスピース矯正(全顎)

1. 表側矯正(全顎)

裏側は舌に当たってストレスフルなので、やるとしたら外側で。個人的には裏側だとよく外れるという点がストレスフルでした。食べるものに制限があるし、出張中などに外れるとどうしようもないのでいろいろと行動が制限されるのが嫌でした。表側だとだいぶ外れにくいみたいです。ただ、表側になると審美性も問題です。目立たないやつもありますが基本的に喋るとわかります。繊維質の食べ物は絡まりやすいです。期間が1年半から2年程度かかるのも少し長いです。
○ たぶん楽
○ 安い
× 装置が目立つ
× 期間が長い

2. 部分矯正

直したいのが前歯の両横の歯だけなので、そこらへんを中心に一部だけ装置をつけるのが部分矯正です。期間は全顎矯正よりは短くなりますが、どれくらいになるかは人によります。これも表側と裏側が選べます。裏側はやはり嫌なのでやるとしたら表側ですがやはり審美性が問題になります。だいたい全顎矯正と同じです。期間が短くなるのと、確率的に絡まったり外れたりはしにくくなると思います。
○ たぶん楽
○ 安い
○ 期間が短い
× 奥歯のかみ合わせは変わらない
× 装置が目立つ

3. インビザライン(マウスピース矯正・全顎)

個人的に裏側矯正の時によく外れるというのが嫌だったのですが、その問題がないのがマウスピース矯正です。マウスピース矯正にもいろいろ種類があるのですが、インビザラインというアメリカ製のだと抜歯するようなケースでも対応できるとのことです。前回アソアライナーというマウスピース矯正の説明を聞いたときは、矯正戻りなどの簡単な症例しか治らないとのことだったのですが、インビザラインならアタッチメントというものを歯の表面に取り付けることによってどんなケースでも対応できるようです。
○ 食事のときには取り外せる
○ 食事制限がない(外れたり壊れたりしない)(アタッチメントを付ける場合は取れる場合もあるようです。取れてもワイヤー矯正のように直ちに困るものでもないですが)
△ 目立たない(アタッチメントを前歯につける場合は多少見てわかる)
× 期間が長い(一般にワイヤー矯正より長くなる可能性がある)
× 結構高い

とりあえず相談・セカンドオピニオン

前回の失敗は偏に矯正歯科の相性・技量にもよると思っているので、今回はいろいろと相談し、必要ならセカンドオピニオンも受けようと思いました。とりあえずは部分矯正をして、その後全部直したいと思ったら他の方法で仕上げをすればいいと思っていたので、まずは部分矯正に対応している六本木周辺の矯正歯科を探して予約をしました。
まず行ったのは、六本木駅前にある六本木アキバ歯科です。ここはどうやら審美歯科がメインのようです。無料検査なので簡単に状況を見て、おおよその期間と料金の見積もりをしてもらえます。ここだと矯正専門医が来るのが月に1回程度とのことだったので雰囲気は良かったのですが却下で。装置が取れた場合に緊急対応してもらえないのは経験上困ります。
次に行ったのが、六本木駅から六本木一丁目駅方向に少し行ったところにあるソフィア歯列矯正歯科。矯正歯科の老舗です。ここはスタッフにも余裕があって、緊急対応もしてくれそうなのでとりあえず40,000円くらい払って精密検査を受けます。半年前やったのと同じように、レントゲンと歯形をとります。歯型を取るのは相変わらず嫌いです。吐きそうになる。
1週間位で精密検査の結果が出て治療期間と料金の見積もりが出ます。私の場合は部分矯正で9ヶ月、全顎矯正で1年半〜2年、インビザラインも可能とのことでした。もともと部分矯正する予定でしたが、あまり医師からおすすめされなかったこと、料金がそれなりにする(60万円程度)とのことで、インビザラインも考え始めました。最終的にやばくなったら簡単に中断できるというという点から、インビザラインでやることにしました。インビザラインのためには専用の型取り(シリコン製・5分位!)が必要なので、また次回の予約をして一旦家に帰りました。
そこからいろいろと悩みました。この頃はまた少し弱気になっていたので、シリコンの型取り耐えられるかな、とか。冷静に考えるともともと部分矯正をする予定で矯正歯科を探していたので、インビザラインをするとなると話は別です。そこで再びインビザライン専門の矯正歯科を六本木周辺で探してみました。
そこで見つけたのが乃木坂のあたりにある青山アール矯正歯科です。ここは基本的にインビザライン専門で、iTeroという3Dスキャナを導入しています。他にもインビザラインができる矯正歯科は近くにあったのですが、iTeroを導入しているのはここだけでした。iTeroは口の中に直接挿入する3Dスキャナなので、従来の型取りが一切必要ありません。精度もシリコンを使うものよりもいいようです(治療結果には影響しないようですが)。
ここは初診診断で5,000円取りますが、まあケチってもしょうがないのでとりあえず相談に行ってきました。ソフィア矯正歯科でレントゲン写真などをもらえたのでそれを持って。佐本院長は正直あまり愛想が良くないですが、無責任なこと言わなずにたんたんと状況と可能性を説明してくれます。半年前の鬱のことを話したら、インビザラインでもそれなりにかみ合わせに違和感はあるからストレスにはなるかもしれないけど、うちでできなかったら他のどの矯正歯科でもできないくらい自信はあると言ってくれました。この時点で、この先生に惚れ込んでおり、iTeroのことも説明してくれて結局ここが一番精神的に負担が少ないなと思ったので、ここでインビザラインを受けることにしました。

インビザラインの型取り

数日後に精密検査を受けます。また50,000円くらいかかります。他のところでやったのと同じようにレントゲンを撮り(同じのを使いまわせないのだろうか…被曝量を調べましたが歯のレントゲンは大したことないようです)、歯の型は物理的には取らずにiTeroを使います。おもったよりデカいスキャナ(3cm x 3cm くらい。特に吐き気とかは起きないです)を口の中に挿入します。1分位いろいろ角度を変えながら撮影します。
シリコン製の型を使う場合は型をアメリカに送って、それをスキャンして治療のシミュレーションを組み立てます。これがだいたい1ヶ月位かかると言われています。iTeroの場合はデータで送れるので多少期間が短くなります。長めにとって1ヶ月後に予約をして帰りましたが、2週間後にはシミュレーションが完成しました。

期間の見積もり・契約

再び歯科に行くとシミュレーションを見せてもらえます(後から動画の入ったCDをもらえます)。実際は動画でうにうに動くんですが、はじめと最後だけ載せておきます。

これが 
こうなります
いろんなアングルから。これが
こうなります。
すごいテクノロジーです。作成するマウスピースは上下とも29枚ずつ。2週間交換のんびりやった場合で1年ちょっと。たいていは1週間から10日交換になるようなのでそれよりも短くなる予想です。40枚ちょっとが平均らしいので簡単なケースなんでしょうか。実際は計画通りに行かずにあとでマウスピースの追加がある場合が多いようですが、それでもワイヤー矯正よりだいぶ早く終わりそうで満足でした。ちなみになんとアタッチメントを付けなくてもOKなので(結構珍しいようです。ストレスに気を使ってくれたのか)、アタッチメントの不快感や食べにくさ、見た目などを気にしなくていいのも良かったです。歯の間を削って隙間を作るIPRもなしです。
気になる料金ですが、定価はサイトに有るように1,000,000円+税なんですが、去年すでに20万円くらい使ってるんですよ、と交渉したら20万円安くなりました。一言で20万円安くなるのはうれしいですね。
契約書を書き、支払い(カード)を終えるとインビザラインが発注されます。作成が完了するまで今回も長めにとって1ヶ月後の予約を取りましたが、実際は2週間程度で作成が完了して予約を早められるとのメールが来ていました。旅行が控えていたので予定は変えず、2017年3月6日から矯正を開始することにしました。

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